猫といえばニャアっていうイメージですが、実は野生の猫って鳴かないんですよね。じゃあ猫が鳴く理由ってなんですかね。声を出さない鳴き方っていうのもあるみたい。でも、突然鳴くようになったら、それはそれでメッセージみたいですよ。
猫が鳴く理由は?
猫はニャンニャン、犬はワンワンっていうのが、幼稚園児でも知ってる猫や犬の鳴き声。ですが、実際ニャアニャアって鳴かないことも多いですよね。
それに、子猫のときはニャンって鳴けなくて、ミーミー言っています。ですから、大人になっても、ニャンって鳴けない猫もいるぐらい。
それに、猫の鳴き声もたくさんありますからね。ニャア、ニャア、っていうのから、ニャーオとか、ニャっとかね。
その辺は別の記事にしたからそっちを読んでもらえばいいけど、そもそも猫っていうか、野生の猫は鳴かないんです。
というのも、毎度おなじみだけど、猫ってあずさ2号ですよね。狩人って言う奴。ですから、相手に存在を知られたくないんです。
じっと隠れて獲物が来るのを待っているってカンジ。そうすると、泣き声なんか出している暇はありません。っていうか、ゴルゴ13みたいに気配を消さないとね。
ってことで、野良猫もそうだけど、母親と一緒にいる猫は、ある程度の年齢になったら、鳴かないように母親から指導されます。
子猫のときは、母親にいろいろと要求するために鳴きますけどね。ってことで、猫が鳴くっていうのは、基本的は何かの要求。
飼い猫の場合は、鳴けばご飯が出たとか、遊んでくれたとか、トイレをきれいにしてくれたとかを覚えていて鳴くって言われています。
もちろん、ニャって短い鳴き声挨拶とか、にゃーおとかいう低いの発情期とか、意味もそれぞれありますが、基本的には要求するときに鳴くってことで。
ですから、よく夜鳴きするっていうのも、猫って夜活動的になりますよね。ってことで、遊んでほしいとかのときに夜鳴きしますね。
もちろん、里親にもらわれてすぐ1~2週間は元の環境というか、保護宅を思い出して鳴いていますが、通常は1~2週間で収まります。
その後夜鳴きするのは、遊んでほしいときが多いですね。朝はご飯がほしいとかね。ってことで、その辺は人間に合わせてもらうように、別室にするなりして、猫にも理解してもらいましょう。
猫が鳴く時に声を出さないのは?
そんな猫、実は声を出さない鳴き方っていうのがあるんです。通称「サイレントニャー」っていわれているもの。
口はあけているんだけど、声は聞こえないっていうもの。って言っても聞こえないのは人間だけで、猫同士だと聞こえるんですけどね。
というのは、猫の耳って人間が聞こえない音というか音域まで聞こえますよね。もちろん小さい音でもですが。
ってことで、そのサイレントニャーも猫にはちゃんと聞こえているっていわれています。音域の問題みたい。
で、そのサイレントニャーを発するのは、本当に気を許した相手だけ。親子とかですかね。ですから、飼い主にサイレントニャーをするというのは、そこまで気を許しているってことで、ある意味猫は自分の親と思っていたりするとも言われています。
が、普通に世話をしていたら、結構な確率でサイレントニャーをするので、ぜひそれを体験してみてください。
うちのオタン子はもちろん、サイレントニャーをしますが、信頼しているというより、下僕と思っているみたいですけどね。
猫が鳴くようになったら
ところで、猫も十猫十色だから、よく鳴く猫もいれば、殆ど鳴かない猫もいます。おなかが空いた時だけ鳴くとかね。
ただ、普段はそんなに鳴かない猫が最近急に鳴き出したってときは、何かのメッセージというか信号だから、しっかり見極めてくださいね。
まず一つはかまってほしいときですね。最近忙しくてそんなに遊んでないと、遊んで遊んでって鳴くことが増えます。
もちろん、ご飯がまだとかトイレが汚いとかは当然鳴きます。早くご飯出せ!トイレの掃除しろってことで。
が、それ以外になんか最近鳴くことが増えたっていうときは、身体の不調が考えられます。身体的なものだけじゃなくて、ストレスとかもあります。
ですので、長く続くようだったら一度病院に連れていってくださいね。
今日のオタン子
オタン子は保護宅ではじぇんじぇん鳴かないって言われていました。ご飯のときだけ鳴く子だから飼い易いとも。
基本的にそうなんですが、サイレントニャーをするぐらいだから、朝とかはニャって短く鳴くことも多いです。挨拶らしいですけど。
そうそう、オタン子のサイレントニャー、外から帰ってきたときとかによくするんだけど、実際サイレントニャーなのか、タダノあくびなのか分からないときもあります。
まっ、飼い主に似るってことで、これまたしょうがない。では、良い鳴き声を。
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