猫も歳を取るけど、何歳から老猫っていうかシニアになるんですかね。シニア猫って、食事の内容とかも変えないといけないみたいだし、トイレもねえ。バリアフリーが必要とかっていいますよね。
猫のシニアって何歳から?
猫って、1歳までに猛烈に成長するんですよね。まあ、人間でいうところの15~16歳になるってカンジ。
一応猫の1歳半が、人間の二十歳に相当するって言われています。あとは1年で人間の4才分とか歳を取っていくんですけどね。
ですから、中年というか高齢者になるのも早い。以前は、だいたい猫が7歳ぐらいになるとシニアっていわれていました。
老化が始まるわけですよね。足腰も弱くなるし、歯も弱くなって抜けたりします。病気のリスクも高くなりますからね。
ペット保険なんかも、7歳ぐらいから掛け金が高くなるのが多いですね。食事とかも気を付けないといけないし。
が、22世紀の現代は猫も長生きになったんですよね。一番は完全室内飼いが増えたことが原因みたい。
結局外へ出入りすると、交通事故とか喧嘩とかで命を落とすこと多かったですからね。それがなくなると寿命も長くなります。
ってことで、ここんところは猫もシニアっていわれるのが10歳ぐらいというのが一般的になってきました。
10歳を超えると、足腰も弱るし、目も耳も悪くなる、当然がんとかとの病気のリスクも高くなるし、一番は痴ほう症とかもなったりします。
となると、人間と一緒でごはんを食べたのにまだ食べてないと思って鳴いたり、飼い主を認識できなくなって、怖がったりってこともあります。
ってことで、猫をこれから飼おうと思っている人、まだ子猫とか1歳ぐらいの猫を飼っている人、いずれそういう状況になるっていうのは心しておいてください。
ホント、猫の介護が必要になりますからね。子猫のうちは食事も何度も分けて与えますし、トイレもねえ、世話が大変ですよね。
それと一緒。ただ、子猫はこれから大きくなるし、日に日に成長するから楽しみだけど、シニア猫は日に日に飼い主のことが分からなくなってきたりするから、寂しいですけどね。
その辺も理解したうえで猫を飼うのかどうかを決めてくださいね。子猫のうちはかわいいから猫が飼いたいとかいう人も多いんですよね。
それがシニアになると、こんなに大変だと思わなかったとかいいだして、挙句の果てには捨ててしまう不届き者がいるから、厳罰にしてもらいたいものです。その辺もしっかり認識してほしいものです。
猫のシニアの食事は?
ということで、猫もシニアになるといろいろと世話が大変になりますが、それは人間も一緒。老々介護にならないように気を付けましょうね。
で、食事も一度に食べられる量が少なくなります。ですから、成猫の場合は1日2食でしたが、3食とか4食に分けて与えてください。
あと、もちろん量もそんなに食べられません。ですから、少量でもきちんと栄養がいきわたるように、高たんぱくの物がいいですね。
当然穀物類は入ってないものを選びましょう。シニアっていっても、別に病気になってなければ、成猫用でシニアまで対応しているもので大丈夫。
いわゆるプレミアムフードのカナガンとかシンプリーだと、その辺はクリアしていますからね。ただ、やはり10歳を超えると、どっかに病気を抱えていることが多いんですよね。
そうすると、一般的な総合食じゃなくて治療用の餌に替える必要があります。その辺は主治医と相談しながら、どの餌にするか決めていってください。
ドライフードだと食べなくなるってこともありますからね。それから、水を飲むのもおっくうになってくるから、いろんなところに水飲みは置くようにしてください。
その辺、人間と一緒で、常に見てあげてないといけないから、そういう意味では、独居中年がシニア猫を飼うのは厳しいかもしれません。飼い主も早く引退して、ずっと家にいるようにしてくださいね。
猫のシニアはトイレ問題も
それから、これまた人間と一緒で猫もシニアになるとトイレが大変。トイレまで間に合わなくなるってこともあります。
それにシニア猫になると、今まで以上に寝てばっかり。通常猫って、若い猫でも1日14時間は寝てるっていうけど、もっと寝ます。
ですから、寝床に近いところにトイレを配備。あと、足腰が弱りますからね。結構段差があるトイレだと、乗り越えられなくなるんです。
それで、トイレの前でやっちゃったってこともありますからね。段差の低いトイレにするか、スロープを付けてバリアフリーにするか。その辺も必要になります。
あと、毛づくろいができなくなるんです。できないことはないけど、若いときのように、背中からお尻までなめることはできない。
ってことで、ブラッシングは丁寧に頻繁にしてあげてください。あと、お風呂は体力を消耗するから入れられないけど、固く絞ったタオルとかで体を拭いてあげるのも必要。
ってことで、ホント介護になりますけど、20年も一緒に暮らすわけでだから、人生(猫生)の後半戦は、しっかり世話をしてあげてくださいね。
今日のオタン子
オタン子は、まだやっと1歳になったばっかりだから、そんな日が来るのは想像もできないけど、必ずそういう日は来るんですよね。
えっ?その前にアンタがぼけるんじゃないかって?既にぼけているから、オタン子の方がしっかりしているってこともあります。
ただ、ネコですからね。しゃべれないってことで、その辺は老猫ハウスとかも視野にいれておく必要がありそうです。では、良い老猫を。
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