猫や犬にマイクロチップの装着の義務化などを盛り込んだ、
動物愛護法改正案が、6月6日に、
衆院本会議で全会一致で可決されて参院に送付されましたね。
これで、猫や犬を飼うときは、マイクロチップを入れないといけなくなります。
捨て猫や捨て犬の防止に役立ついいけどね。
そもそも猫や犬へのマイクロチップって、
費用はどれぐらいなんですかね。確認の仕方とかも気になるし。
猫のマイクロチップ登録が義務化?
そんな訳で、やっと日本もマイクロチップの登録が義務化される方向。
っていうか、猫の場合遅すぎましたよね。
犬もそうだけど、犬の場合はまだ登録制じゃないですか。
それでも捨てる人は多いけど。
が、猫って野良猫を拾ってきても、保護猫を譲り受けても、
もちろんペットショップで買って来ても、別に登録とか必要ない。
ってことで、子猫のうちはかわいいから、じゃんじゃん飼おうってことで、
2018年にはついに猫の方が犬よりも飼い主が増えたとか。
なんですが、猫って言うこと聞かないですよね。
それでこんなはずじゃなかったとか、
成猫になったからかわいくないからとか言って捨てる人が後とたちません。
っていうか、子猫の時代って、約半年。
6ヶ月もするとほとんど成猫と変わりませんからね。その辺も考えず飼おうって言う方が間違い。
ただ、猫や犬へのマイクロチップ登録が義務化されると、
少しは捨て猫、捨て犬が減るんじゃないかと思います。
そうは言っても、ペットショップとかでの購入者に対してが義務化だから、
野良猫を拾っても別にマイクロチップは入れなくても罰則はありません。
保護猫の場合は、ほとんどの保護団体が、
マイクロチップを入れることを前提にしたり、
既に入れたりしているから、結構効果はあると思いますけどね。
今回の法整備は、捨て猫、捨て犬の防止のためってことなんですが、
実は逃亡したときに見つけやすいっていうのもあるんです。
猫が逃げちゃった。3日探しても見つからないっていうときには、
結構どこかで保護されたり、既に保健所に連れて行かれている場合もあります。
そのときに、マイクロチップが入っていると、
この子はチリバツ市のオタン子ちゃんっていうのが分かりますからね。
あっ、もちろん、マイクロチップって登録情報を書き換えられるから、
引越ししたり、譲りうけて飼い主が変わったときも、
ちゃんと申請すれば現在の住所や飼い主が登録されます。
ってことで、法整備がどうのこうじゃなくて、
猫を飼おうと思っている人は、マイクロチップは必須義務と思っておいてくださいね。
ちなみに、マイクロチップを入れるとガンになりやすいという説が、
SNSを中心に出回っていますが、日本はもとよりアメリカでも
2019年現在では医学的根拠は無いといわれています。
むしろ、マイクロチップを入れてガンになる可能性よりも、
入れなくて殺処分される可能性の方が数倍高いというのが、現在の世界の動向です。
その辺もしっかり認識して、じぇひ猫を飼うときはマイクロチップを入れるようにしてくださいね。
猫のマイクロチップの費用って?
マイクロチップが必要なのは分かったし、
義務化されると入れないといけないけど、
高いんじゃないの?っていうのが気になりますよね。
猫とか犬って、ちょっと病院に行っても高いし、
避妊・去勢手術もすぐに2万3万ですからね。
貧乏人には猫も飼えなくなるんじゃあ困りますっていう人もいるかも。
が、そんなに心配する必要はありません。
基本的にマイクロチップ自体は無料なんです。8~12ミリぐらいのものですけどね。
ただ、それを猫に装着っていうか、皮下に注射みたいしていれるんですけど、
それは獣医さんしかできませんよね。
ですから、そこで工賃というか、施術料がかかります。
猫の場合健康保険がないから、じぇんぶ自由診療。
ってことで、病院によって値段も違います。
って言っても、何万も違うとぼったくりって言われますからね。
だいたい、全国平均で5000円前後ですかね。
高いところは7000円ぐらいのとこもあるみたい。
ただ、保護猫の場合とかでそういう保護猫に協力している病院だと、
3000円とか2000円ぐらいでやってくれるところもあります。
それ以外に登録料が1000円かかります。
そこに飼い主の名前とか住所や電話番号等が登録されるって言うわけ。
まあ、高くてもじぇんぶで1万円。
だいたいは登録料込みで5000~7000円って感じです。
これで、逃亡しても安心ですからね。
猫を飼う場合は、マイクロチップ挿入と登録の費用も計上しておいてください。
それが22世紀の国民の義務です。
なお、マイクロチップを入れておくと、
ペット保険の割引があることが多いので、その辺もチェックしておきましょう。
猫のマイクロチップの確認は?
ところで、そのマイクロチップ、確認っていうか、
入っているかどうかはどうやって調べるの?ってことですが、
マイクロチップリーダーっていうのがあります。
まあ、空港とかで危険物感知のゲートを通ったときに、
ピンポーンって鳴ると、「こちらへどうぞ」って言われて、
なんか巨大虫眼鏡のレンズが入ってないようなもので、身体全体を触られますよね。
あんなカンジで、猫の体っていうか、だいたいは首の後ろが多いんですが、
その辺りにマイクロチップリーダーを当てると、
マイクロチップが入っていると、情報が読み取れるというものです。
現在はほとんどの保健所や動物愛護センターに設置されていますし、動物病院にもあります。
ですので、迷子猫とかが連れ込まれたら、
まずマイクロチップが入ってないかを調べるんですよね。
そこでマイクロチップが入っていて、
飼い主が分かれば殺処分にもなりませんから安心です。
と言っても、迷子札は8割以上の人がつけているのに、
マイクロチップは2%とも言われています。
今回の法整備で、8割以上の人がマイクロチップを入れるようになってほしいものです。
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今日のオタンコ子
うちのオタン子は、保護猫だから、正式譲渡っていうか、
トライアルのときから、私が費用を負担してマイクロチップを入れてもらいました。
だって、初めて猫を飼うから、猫の習性とか分からないじゃないですか。
何かの弾みで窓からとか玄関から逃亡したらねえ。
ってことで、入れてもらったのですが、オタン子、
キジ白のメスってことで実は超怖がり。
いつもは入れない部屋のドアを開けていたら、
興味津々に入り口で見てるけど、ちょっと入ってみて、すぐに出てしまいます。
ってことで、逃げ出しても多分家のそばに居ると思いますけどね。
ただ、地震や天変地異で家が倒壊するとねえ。
逃げ出すこともあるから、
やっぱりマイクロチップは22世紀では必須条件ですね。
では、良いマイクロチップを。
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