とてもかわいい猫ですが、夜鳴き朝鳴きはほんとにうるさいです。睡眠不足になりますし、ご近所への迷惑にならないかと心配になりますね。猫がうるさく鳴くときは、大抵理由があります。お腹がすいたとか遊んでほしいとか、発情期も関係します。そんな猫の鳴き声にはどんな対策があるでしょうか?ここでは、猫の鳴き声対策について、見ていきたいと思います。
猫の鳴き声が夜だと
普通、猫はそんなにうるさく鳴きません。うるさく鳴くときは、必ず理由があります。その理由は、大きく分けると次の四つです。
1.お腹が空いた、遊んで欲しい等の要求がある時
2.ストレスがたまっている時
3.寒い時
4.発情期
発情期については後で書きますが、その他のについては、工夫して対応できます。夜鳴き朝鳴きは、大抵この三つの理由によります。
朝はお腹が空きます。だから飼い主を起こします。遊んで欲しければ、そばで鳴き続けます。引っ越しなど環境が変わったり、飼い主が留守にした時なども、ストレスがたまって、よく鳴きます。
欲求が満たされないと、猫もストレスがたまります。でも、うるさいから怒ると逆効果。お互いにストレスがたまるだけです。なにを訴えているのか観察して、対処するのが大切です。
猫の鳴き声対策は?
まず、猫がなにを訴えているのか、考えてみましょう。朝鳴きは、お腹が空いていることや、寂しくて構って欲しいことが多いです。
でも、「鳴いたから」「要求を叶える」と、猫は「鳴けば言うことを聞いてもらえる」と覚えてしまいます。猫は結構、学習能力が高いのです。
逆に言えば、餌をあげる時間を決めたり、どんなに鳴いても相手してくれないとわかれば、鳴かなくなります。生活習慣を作れるのです。
そこで、餌の時間を決めるのをおすすめします。特に朝起きたらまず餌をあげる、夜寝る前に餌をあげるのは、私の場合は効果的でした。
家の猫達は、私が布団から出るまで待っていて、起きた途端に鳴いていました。私は低血圧で、目が覚めてもすぐに動けなかったので、ごろごろしながら猫達をなでてごまかして、起きたらまず餌をあげることにしていました。すぐに覚えましたよ。
夜は、餌をあげたら私も寝るのを繰り返し、覚えてもらいました。餌を食べたら一緒に布団で寝ていたので、夜寂しくて鳴くことは少なかったです。
それでも鳴くときは、猫のそばに行くのではなく、私がいるところに連れてきて相手していたら、自然にそばに来るようになりました。
でも発情期は別です。雌は特にうるさいです。知人で雄は避妊手術をしましたが、雌はしなかったという人は、夜中の鳴き声には悩まされと言ってました。
猫の出産を望まず、マンション生活ならば、雌も避妊手術をおすすめします。病気の予防にもなりますし、比較的長生きしてくれるようです。
ただ、避妊手術については、いろいろな考え方がありますので、猫と飼い主さんがどう生活したいかを考え、獣医さんに相談してみてくださいね。
猫の鳴き声ってマンションだと
猫の大きな鳴き声は、夜は結構遠くまで聞こえます。窓は必ず閉めましょう。防音カーテンや防音マットを活用するのもおすすめです。
余談ですが、猫が高いところから飛び降りる音は、下の階には響きます。この点でも防音マットは効果的です。幼児用の防音マットもありますので、探してみてくださいね。
また、普段からご近所に、猫を飼っていることをさりげなく伝えて、迷惑をかけていないか声をかけていると、深刻なトラブルにならずにすむこともあります。動物が苦手な人もいますので、上手につきあってください。
まとめ
猫の鳴き声はうるさいですが、先にも書いた通り、理由なく騒ぐことはあまりありません。鳴き声に困った時は、なぜ鳴いているのかよく観察してみてください。
猫はとても寂しがりです。毎日短い時間でも、必ず相手してくれるとわかれば、上手に甘えてきますので、猫のサインを受けとめてあげてくださいね。
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